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§  Digital Representation

04.

動画・音声の符号化

動画・音声フォーマットでは、符号化・復号の形式を表すコーデック [1] と、符号化されたデータの入れ物となるコンテナフォーマット(ファイルフォーマット)があります。


動画コーデックの種類

ウェブで使用される代表的な動画コーデックには、H.264(MPEG-4)、WMV、Sorenson H.263、On2VP6、Theora などがあります。


音声コーデックの種類

ウェブで使用される代表的な音声コーデックには、WMA、MP3、AAC などがあります。


コンテナフォーマットの種類

ウェブ上で使用する代表的なコンテナフォーマットには、MOV、AVI、ASF、FLV、3GPP、2GPP2 などがあります。


映像と音声の値

映像や音声のデジタルデータの値は、フレームレート、サンプリングレート、ビットレートによって表されます。


ストリーミング再生とは

ストリーミング再生とは、映像や音声などのマルチメディアデータを視聴する際に、ダウンロードしてから再生するのではなく、データを転送しながらリアルタイムに再生することをいいます。ストリーミング・データを効率よく転送するためのプロトコルとしてRTSP(Real Time Streaming Protocol)があります。HTTPがTCP上で動きフロー制御のために遅延が出やすいのに対し、RTSPはフロー制御のないUDP上で動きます。データ転送にRTP(Real-time Transport Protocol)を利用しています。


Flashとは

音声や動画のコンテナフォーマットであり、ベクター画像のアニメーションを組み合わせて扱うことができるマルチメディアフォーマットです。Timeline、Motion Tween、ActionScript などの機能があります。


Flashの再生スピード

Flashのアニメーションが再生されるスピードは、フレームレートで表され、1秒当たりのフレーム数の単位をfps [3] と表記します。デフォルトでは12fpsですが、滑らかな動きにするために、24fpsや30fpsがよく使われます。

フレームレートが高いほど滑らかな動きになりますが、コンピュータの処理速度を必要とするため、各種のマシンでテストして決定する必要があります。


Flashファイルの埋め込み方法

Flashをウェブで再生する際は、Flashドキュメント(.fla)からパブリッシュされたアップロード用のコンテンツファイル(.swf)をHTMLに埋め込みます。埋め込み方法は、object要素 [4] とtype 属性を使用し、param要素で適切なパラメータを指定します。

<object data="top.swf" 
type="application/x-shockwave-flash" 
width="830" height="300"> 
<param name="movie" value="top.swf" /> 
<param name="menu" value="false" /> 
<param name="quality" value="autohigh" />
<param name="bgcolor" value="#ffffff" /> 
<param name="wmode" value="transparent" />
トップ画像 
</object/>

Flash関連ファイルのアップロード

Flashで作成したドキュメントを保存すると、.flaという拡張子のファイル形式(FLAファイル:Flashドキュメントファイル)で保存されます。これは、Flashで扱うデータ形式ですのでアップロードは不要です。

ウェブに公開する場合は.swfという拡張子のファイル形式(SWFファイル:Flashムービーファイル)で書き出す必要があります。さらにSWFファイルをブラウザで表示するためのHTMLファイルもアップロードする必要があります。

また、ActionScriptファイル(.as)を用いた場合も、SWFファイルをパブリッシュする際に必要で、サーバへのアップロードは不要です。

footnotes

  1. 1.コーデック
    動画や音声データを圧縮・伸張する手段のこと。またはそれを行うプログラムや装置のことを指す。コーデックは、圧縮する「エンコーダー」と圧縮を解除する「デコーダー」という2つのコンポーネントで構成されている。
    例えば、CD から PC に曲を取り込む場合、Player はデフォルトで Windows Media オーディオコーデックを使用して曲をコンパクトな WMAファイルに圧縮する。WMA ファイルを再生するときは、Player は Windows Media オーディオコーデックを使用してファイルの圧縮を解除し、音楽が再生される。

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  2. 2.H.264
    MPEG-4 AVC(Advanced Video Coding)のこと。ITU-T(国際電気通信連合)によって勧告された動画データの圧縮符号化方式の標準の一つ。MPEG-4 AVC であるISO/IEC 14496-10 として策定された。H.264は、携帯電話向け放送(ワンセグ)やPSP、Blu-ray Disc、iPod、QuickTimeなどで標準動画形式として採用されている。

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  3. 3.fps(単位)
    Frames Per Second の略。アニメーションの再生速度を表す単位。Flashや動画などのファイル編集時のフレームレートで、1秒間にいくつのフレーム(コマ)を再生するかの長さを表す。アニメーションの品質は、フレームレートとフレーム数で決まる。12fpsの場合、1秒間に12フレームの再生となる。
    12fps = 12フレーム = 1秒間
    120fps = 120フレーム = 10秒間

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  4. 4.object要素
    Javaアプレット、画像、音声、動画などのオブジェクト(外部アプリケーション)全般をウェブページ中に埋め込んで、ユーザエージェント(UA)で操作できるようにする。アプリケーションの実行時に必要なパラメータ値は param要素で設定する。現状は object要素に対する UA のサポートが不完全なため、画像には img要素が使われており、Javaアプレットには applet要素、音声・動画データ等には embed要素と組み合わせた状態で使われている。将来的には、 applet要素、embed要素、bgsound要素などの非推奨要素や属性を使わずに、object要素を使用するのが望ましい。

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